こんにちは、だいちゃそ(@daichiblog▶️プロフィールはこちら)です。
今回は、毎月分配の米国高配当ETFの利回りランキングを紹介します。
毎月分配のETFは、新NISAの成長投資枠で投資することはできませんが、毎月安定して分配金がもらえるため、家計のキャッシュフローを改善したいという方にオススメです。
新NISAには非対応なんだね〜
投資の優先順位としては低いけど、選択肢として知っておくといいね!
毎月分配の米国ETF利回りランキング 10選
こちらが毎月分配の米国ETFの利回りランキングトップ10です(独自調べ)。
ちなみに、利回りは2024年1月12日(金)時点のものです。
詳細は各銘柄の最新情報を確認してください。
1位 SDIV
1位は、SDIV【グローバルX スーパーディビィデンド世界株式ETF】です。
SDIVは、世界中の株式のうち配当利回り上位100社に均等分散して投資するETFです。
ETFの価格はコロナショック時から一時回復したものの、今現在なお右肩下がりの状況が続いています。そのため、分配利回りが高くなっています。
詳細はまた別記事で書きたいと思いますが、株価も分配金も右肩下がりのため、長期的に投資するのは躊躇されます。
高利回りだけどちょっと怖いかな〜
2位 RYLD 3位 QYLD 4位 XYLD
2位から4位まではカバードコール戦略を採用するETFです。
カバードコール型ETFは分配金が得られるというメリットはありますが、値上がり益を放棄しているためキャピタルゲインに期待できないというデメリットがあります。
2位はRYLD【グローバルX Russell 2000・カバード・コールETF】です。
RYLDは、米国株式市場における小型株式の値動きを示すRussell2000指数をベンチマークにし、カバードコール型ETFです。
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3位はQYLD【グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF】で、4位はXYLD【グローバルX S&P 500・カバード・コール ETF】です。
QYLDはNASDAQ100指数、XYLDはS&P500をベンチマークにするカバードコール型ETFです。
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カバードコール型ETFは高配当ですが、ETFの価格も分配金も右肩下がりとなっているので、投資判断は慎重に行う必要があります。
私はこの3つの銘柄もポートフォリオの一部に組み込んでいます。
5位 JEPQ 6位 JEPI
5位はJEPQ【JPモルガン・ナスダック米国株式・プレミアム・インカムETF】で、6位はJEPI【JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF】です。
この2つのETFの戦略は、米国株式の現物に投資して値上がり益を追求しつつ、コールオプション(株式を事前に定められた価格で購入する権利)を売ることでプレミアム収益の獲得を目指します。
インカムゲインを狙いつつ、キャピタルゲインも狙うという二刀流のETFです。
設定からまだ日が浅いということもあって、今後の値動きが予想しづらいのが難点です。
詳細はこちら
これからに期待したいETFだね!
7位 PFF 9位 PFFD
7位はPFF【iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF】で、9位はPFFD【グローバルX 米国優先証券 ETF】です。
この2つのETFは、配当や余剰金を優先的に受け取れる優先株式を運用対象にしています。
優先株式は市場取引になじまないため、キャピタルゲイン(値上がり益)は狙いにくくなっています。
キャピタルゲインは狙わないけど、安定した分配金を得たいという場合に選択肢となってきます。
詳細はこちら
個人的には年齢を重ねるにつれて投資していきたいなと思っているETFです。
8位 EMLC
8位はEMLC【ヴァンエック・JPモルガン新興国債券(現地通貨建て)ETF】です。
こちらはあまり馴染みのないETFですが、新興国債券に投資するETFとなっています。
新興国かつ債権というのは個人ではアプローチしにくい市場なので、このETFで分散投資というのも選択肢となるかもしれません。
ただし、下記のとおりチャートはずっと右肩下がりで、新興国というだけあって戦争・紛争・経済破綻・政治問題等のリスクも高いものとなる点には注意が必要です。
利回りは高いものの、価格はずっと右肩下がりのため、長期的なトータルリターンのプラスは難しいかもしれません。
私は投資しないかな〜
10位 JNK 11位 HYLS 12位 HYG
10位はJNK【SPDR ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券ETF】、11位はHYLS【ファースト・トラスト・タクティカル・ハイ・イールド ETF】、12位はHYG【iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF】です。
これらはハイイールド債の指数への連動を目指すETFです。
ハイイールド債とは、利回りが高く信用格付けが低い債権のことでジャンク債とも言われます。
こちらもまた別で記事にしたいと思います。
債権もポートフォリオに組み込むのもアリですね。
まとめ
今回は、米国ETFで毎月分配、かつ高利回りのETFをランキング形式で紹介してみました。
利回りが高いということはそれだけリスクがあるということも分かりますね。
リスクを理解した上で、ポートフォリオの一部に組み込んでみるのもアリかもしれません。
個人的には、JEPIやJEPQの今後の値動きがどうなるかが気になるのと、PFFやPFFDは年齢を重ねるごとに投資比率を高めていきたいかなと考えています。
他にも毎月分配の高配当ETFがあったら、ぜひ教えてください!
ではまたっ!
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