こんにちは!だいちゃそ(@daichiblog▶️プロフィールはこちら)です。
今回は、新NISAが始まったということで、年間240万円の成長投資枠での高配当株投資を考えてみたいと思います。
新NISA投資戦略(高配当株投資編)
新NISAでは年間240万円まで成長投資枠がありますが、投資信託、ETF、個別株など色々な商品を買うことができます。
その中でも日本の高配当株投資について考えてみます。
個別株投資のメリット・デメリット
日本の高配当株に投資するメリットは、
- 日本の企業なので、身近で分かりやすい
- 配当金が全額非課税で受け取れる
- 安定して定期的な収益を受け取れる
- 増配・値上がり益の可能性がある
といったことがあります。
一方でデメリットは以下のとおり。
- 自分で銘柄を選定しないといけない
- 無配・減配のリスクがある
- 資産形成の速度はインデックスに劣る
個別株は銘柄選定の手間がかかりますが、自分で銘柄を選定してポートフォリオを構築することで、自分のポートフォリオに愛着が持てるようになりますし、投資をしているという実感が持てます。
もちろん、無配や減配のリスクはありますが、多くの銘柄に資金を分散することでリスクを抑えることができます。
資産の最大化を目指すのであればインデックス投資一択となりますが、ほったらかしでできるインデックス投資は「投資をしている実感が湧かない」と感じます。
資産の一部を高配当株投資とすることで、投資家としての実力をあげつつ、家計のキャッシュフローを改善し、資産形成も同時に行える。これが高配当株投資の魅力ですね。
若いうちはインデックス中心にして、年齢を重ねるとともに高配当株や高配当ETFの比率を上げていく、というのもアリ!
高配当株の銘柄選定
高配当株投資については、銘柄選定と購入タイミングが重要になります。
銘柄選定については、こちらの記事(【実践編】日本高配当株の選び方・探し方)を参考にしてください。
現在主力として集めている銘柄は下記の28銘柄です。
利回りの低いものもありますが、目先の利回りにとらわれることなく、企業の業績や連続増配などを考えて選定しています。
このほかにも、ニチモウ(8091)、安藤・間(1719)、JAC(2124)、GMOフィナンシャル(7177)、MIRAETH(8897)などもポートフォリオに組み込んでいます。
ちなみに、SBIアセットマネジメントから出された日本高配当株ファンドの30銘柄のポートフォリオも公開されているので、こちらの記事(SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)のポートフォリオ発表!)を参考にしてください。
購入方法・購入タイミング
昔は1単元100株からしか株を購入できませんでしたが、今は1株から株を購入できるようになりました。
楽天証券のミニ株、SBI証券のS株などが代表的で、どちらも手数料は無料です。
ただし、楽天証券のミニ株はリアルタイムで取引ができるのがメリットですが、購入時のスプレッドがかかってしまうので注意が必要です。
リアルタイム取引はできた方がいいですが、長期での保有を前提とするのであれば、あまりこだわる必要はありません。
そのため、私はSBI証券のS株を使っています。
SBI証券のS株はリアルタイムでの取引はできませんが、下記の表のとおり、注文時点に応じて約定タイミングが決まります。
SBI証券HP:ワンコインであの有名企業の株が取引手数料無料で購入できる?! SBI証券の「S株」より引用
高配当株の購入のタイミングとしては、
・ポートフォリオのうち、その日マイナスになっている銘柄
・全体の相場の地合いが悪く連れ安になっている
などを考えて、基本的には安くなったタイミングで買うようにしています。
焦ることなくコツコツと買っていくのがコツだね😄
高配当ポートフォリオの作り方
ポートフォリオの作り方としては、時価総額加重と均等加重という考え方があります。
時価総額加重では、各銘柄の時価総額に応じて資産を分配します。各銘柄の規模に応じて投資先を選択するため、大手企業がポートフォリオの中でより大きなウェイトを占めることになります。
均等加重では、ポートフォリオ内の全ての銘柄に均等な割合を割り当てます。この方法では個々の銘柄の時価総額は考えないため、大手企業の影響を受けにくくなります。
どちらの方法が良いかは一概には言えませんが、均等加重の方が簡単なので、私はこちらに沿ってポートフォリオを作っています。
やることはとても簡単で、銘柄の選定が終わったら、まずは1株ずつ買ってみましょう。
1000円の株、500円の株、100円の株の3銘柄1株ずつ買ったとすると、それぞれのバランスを均等にするために、500円の株を2株、100円の株を9株買い増せば、各銘柄の保有比率はそれぞれ33%となります。
ちなみに、上で書いたSBIアセットマネジメントの日本高配当ファンドも均等加重です。
まとめ
今回は、新NISAの成長投資枠の投資戦略として、日本の高配当株への投資について考えてみました。
資産形成のやり方は人それぞれのリスク許容度に応じて異なってきます。
家計のキャッシュフロー改善のために高配当株投資を考えている方は参考にしてみてください。
ではまたっ!
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