こんにちは、だいちゃそ(@daichiblog▶️プロフィールはこちら)です。
・JEPIとJEPQの配当(分配金)はどれくらい?
今回は、米国株式・プレムアム・インカムETFの、JEPIとJEPQについて違いや比較をしていきます。
最近人気の高配当ETFだから、しっかり勉強しよう〜
プレミアム・インカムETFとは
JPモルガン社が運用するJEPIとJEPQは、どちらもプレミアム・インカムETFです。
JEPIがS&P500指数を、JEPQがNASDAQ100指数をベンチマークにしています。
戦略は、米国株式の現物に投資して値上がり益を追求しつつ、コールオプション(株式を事前に定められた価格で購入する権利)を売ることでプレミアム収益の獲得を目指します。
そのため、インカムゲイン(分配金)とキャピタルゲイン(値上がり益)の両方を狙う、二刀流のETFとなっています。
JEPIとJEPQの概要・比較
それぞれのETFの概要は次のとおりです。
JEPI | JEPQ | |
商品名 | JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF(JPMorgan Equity Premium Income ETF) | JPモルガン・ナスダック米国株式・プレミアム・インカムETF(JPMorgan Nasdaq Equity Premium Income ETF) |
運用会社 | JPモルガン社 | JPモルガン社 |
経費率 | 0.35% | 0.35% |
分配金利回り | 9.88% | 11.79% |
分配月 | 毎月 | 毎月 |
設定日 | 2020/05/20 | 2022/05/03 |
どちらも設定日が最近の新しいETFです。
実績は少ないのですが、順調に資産総額を増やしており、投資家の注目を集めています。
ちなみに、2023年8月30日時点の資産総額は以下のとおり。
JEPI:約294億ドル
JEPQ:約51億ドル
分配金の利回りは直近では高くなっていて、9〜11%と高利回りのETFです。
JEPIのチャート、分配金の推移
JEPIのチャートを見ると、チャートは約50〜64ドルの間で推移しています。
2020年のコロナショック後に設定されたETFのため、コロナショックと同様の下落が起こった場合にどれだけ下がるか分かりませんが、最高値・最安値を見つつ投資判断をすると良さそうです。
直近1年の分配金の推移は下記のとおり。
決算日 | 分配金 |
2023/09/05 | $0.3381 |
2023/08/02 | $0.2903 |
2023/07/05 | $0.3593 |
2023/06/02 | $0.3654 |
2023/05/02 | $0.4245 |
2023/04/04 | $0.4450 |
2023/03/02 | $0.4111 |
2023/02/02 | $0.4439 |
2023/12/30 | $0.5729 |
2023/12/06 | $0.6103 |
2023/11/02 | $0.6062 |
2023/10/04 | $0.4808 |
合計 | $5.3483 |
20239月22日時点の分配金利回りは、9.88%です。
JEPQのチャート、分配金の推移
JEPQのチャートを見ると、チャートは約40〜52ドルの間で推移しています。
JEPQも最近の設定のため、下落時にどれだけ下がるかは分かりませんが、安いところを拾っていくというスタンスで良さそう。
直近1年の分配金の推移は下記のとおり。
決算日 | 分配金 |
2023/09/01 | $0.4505 |
2023/08/01 | $0.3658 |
2023/07/03 | $0.3668 |
2023/06/01 | $0.3565 |
2023/05/01 | $0.4840 |
2023/04/03 | $0.4539 |
2023/03/01 | $0.4329 |
2023/02/01 | $0.4406 |
2023/12/29 | $0.5755 |
2023/12/01 | $0.5463 |
2023/11/01 | $0.6812 |
2023/10/03 | $0.3795 |
合計 | $5.5335 |
20239月22日時点の分配金利回りは、11.79%です。
人気の高配当ETFも選択肢に
今回は、高配当ETFであるJEPIとJEPQについて比較してみました。
どちらも高配当で人気のETFとなっています。
設定されてからまだ日が浅いというのがネックですが、ポートフォリオの一角に入れておけば安定して高配当の分配金を得ることができます。
また、分配金だけでなくキャピタルゲインも狙えるというのもいいですよね。
高配当でリスクもあるけど、少しずつ買って毎月分配を増やしていきたいな!
毎月分配の高配当ETFを是非検討してみてください。
ではまたっ!
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