こんにちは、だいちゃそ(▶️プロフィールはこちら)です。
FIREの流行に合わせて米国株投資が流行っているみたいだけど、なんで米国株なんだろう?日本株じゃダメなのかな?
投資を始めた人の中には、このような疑問を持つ人も多いと思います。
先日このようなツイートをしました。
【米国株投資をするべき理由】
☑️世界最大規模の投資市場
☑️値上がり益も期待できる
☑️今後も人口が増加する消費大国
☑️株主還元しない企業は許されない
☑️配当金による安定収入が期待できる
☑️ITイノベーションで世界経済の中心地
☑️過去何度も不景気を乗り越え、株価は最高値を更新#米国株投資— だいちゃそ|1日1食ミニマリスト投資家 (@daichiblog) July 3, 2021
なぜいま米国株を始めるべきか、その理由を説明していきます!
米国株投資が最強と言われる理由がわかれば、安心して投資ができるようになりますよ!
1.世界最大規模の投資市場
米国株式市場は世界最大の株式マーケット
2021年6月末時点の世界の株式時価総額は116.5兆ドルで、そのうち米国が49.6兆ドルで全体の約42.6%を占めて1位です。2位は中国の12.0兆ドル(10.3%)、3位は香港の7.0兆ドル(6.0%)、日本は6.8兆ドルで約5.8%で4位でした。
米国株式市場は、東京証券取引所の時価総額の約7倍もある世界最大のマーケットなのです。
世界規模で活躍する企業多数
世界最大のブランディング会社であるインターブランド社が発表する「Best Global Brands 2020」では、トップ10社のうち、7社は米国企業です。日本企業はトヨタの1社のみです。
このようなデータを見るだけでも、米国市場に世界中の資金が集まっていることがわかります。
資金が集中するからこそ、株価が上がり、配当も増え、さらに資金が集まるという好循環が起こります!
2.値上がり益も期待できる
米国は、IT系大企業を中心に、株価を上げることで株主に貢献する企業が多くあります。たとえば、Amazonは配当金はありませんが、株価が10年で20倍以上になっています(2010年11月:170ドル→2021年7月3500ドル)。
事業を拡大して成長することで株価が上昇するため、これが株主への還元となります。そのため、米国株はキャピタルゲインも狙える投資になっています。
3.今後も人口が増加する消費大国
2100年まで人口が増加する予測
米国の現在の人口は、約3億3000万人です(外務省「世界いろいろ雑学ランキング:人口の多い国」)。米国の出生率は低下してますが、2019年に国際連合が発表した世界の人口予測では、2050年には3億8000万人、2100年には4億4000万人と増加が予測されています。
米国は国際移民数ランキング1位
出生率が低下しているにもかかわらず、人口増加が予測される理由は「移民」です。
米国は、国際移民数ランキングで堂々の世界1位です(世界の移民人口 国別ランキング・推移〔GLOBAL NOTE〕)。直近のデータを見ると、アメリカの移民人口は5000万人以上です。2位のドイツが1500万人ですので、アメリカの移民の数の多さが分かります。アメリカは、この多くの移民によって、今後も人口が増加し続けるのです。
世界全体も人口が増加する
世界全体の人口は、現在78億人で、今後も継続的に人口が増加する予測となっています(国連の予測によると、2050年には97億人、2100年には109億人となる)。そのため、グローバル展開をする米国企業は、世界経済の成長の恩恵も受けることができます。
グローバル展開する米国企業は、米国内と世界全体の両輪でビジネス展開ができるので、経済成長の恩恵を大きく受けられます!
4.株主還元しない企業は許されない
日本で経営者が交代する場面は不祥事などがあった場合が多いです。一方、米国では経営上の成果が出なければ経営者は即交代となります。そのため、経営者としての資質、能力があるプロ経営者がトップに就いていることが多いのです。
米国のCEOはプロの経営者なので、企業の業績を上げるために大胆な変革やリストラなどを行います。日本の企業の場合は、サラリーマン社長や創業者社長が経営を行うため、大胆な変革はなかなかできない構造になっています。
企業価値の上昇が株主還元となるため、経営者は、投資家が満足する結果を出すことを強く意識しています。
経営者が企業利益・株主還元を目指す米国企業に投資をすれば、売却益(キャピタルゲイン)と配当(インカムゲイン)の両方に期待できます!
5.配当金による安定収入が期待できる
アメリカでは、「株式会社は株主のものである」という意識が強く、日本企業と比べると株主還元に積極的な企業多い傾向にあります。実際、2020年時点で、連続増配を20年以上継続している企業は166社あり、30年以上継続している企業は45社あります。日本では20年以上では6社、30年以上継続しているのは花王〔4452〕の1社だけです。
30年以上増配を継続しているということは、景気後退時にも配当を継続しているということです。このような企業は、株主も株を保有し続けることができ、結果的に株価も安定的に上昇するということにもなります。
このように、米国企業は、過去の景気後退時にも安定配当を続けてきた実績があります。米国株投資は、持ち続ければ持ち続けるほど不労所得が増えていく魅力的な投資方法です。
増配株銘柄に投資するだけでも、安定的に配当(インカムゲイン)を受け取り続けることができます!
6.ITイノベーションで世界経済の中心地
米国には、米国発祥のインターネットが生み出したGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)をはじめ、世界に大きな影響を与えるIT企業が数多く存在しています。
SaaS(Software as a Service:クラウド上で提供されるソフトウェアのことで、契約している間だけイインターネット経由でサービスを利用できる定額課金型ビジネス)でも、NETFLIX、Uber、Shopify、Zoomなど、多くのIT企業が台頭しています。
世界的なイノベーションの中心地である米国は、世界経済の中心地です。米国企業に投資することで、中長期的に大きなキャピタルゲインを狙うことができますね!
7.過去何度も不景気を乗り越え、株価は最高値を更新
米国株は、これまで長期間にわたって成長を続け、平均株価は30年で10倍以上になっています。また、1987年のブラックマンデー、1997年のアジア通貨危機、2001年ITバブル崩壊、2008年リーマンショックを乗り越えてきました。2020年のコロナショックからもいち早く復活して過去最高値を更新しています。
過去何度も経済危機を乗り越えてきた実績が、米国株投資が優れていることの何よりの表れです。
暴落はまた必ず起こりますが、今後もその暴落を乗り越えて大きく成長することが期待できます!
まとめ
今回は、米国株投資が最強である理由を7つ紹介しました。
このような裏付けがあれば、納得して米国株に投資することができますね!
米国株投資家のエルさん(@leveraged1)は、著書の中で「米国株最強の9つの理由」を挙げています。
- 長く安定的な収益実績があり、連続増配している銘柄が多い
- 高いブランド力を持ち、世界でビジネスを展開している銘柄が多い
- 大きな企業でも高い成長力がある
- プロの経営者が経営している企業が多い
- 株式市場のスケールが大きく、世界中から資金が集まっている
- 株式市場の透明性も高く投資環境が整っとおり、新陳代謝も活発
- 米国株はずっと値上がりが続いている
- 米国株は何度暴落しても、異次元の回復力がある
- 人口が増えて国力が成長し、生産も消費も増え続ける
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事があなたのお役に立てば幸いです✨
ではまたっ!
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