日経平均バブル後最高値更新。株高を怖く感じたらどのような投資戦略を取るべき?

投資

 

こんにちは!だいちゃそ(@daichiblog▶️プロフィールはこちら)です。

 

2024年2月9日(金)、大きなニュースが飛び込んできました。

 

日経平均が続伸、バブル期以来34年ぶり一時3万7000円台

9日午前の東京株式市場で日経平均株価が続伸し、一時、バブル期の1990年2月以来、約34年ぶりに3万7千円台をつけた。前日に米国で進んだ株高の流れを引き継いだことや、円安ドル高が進んだことが株買いを後押ししている。日本銀行の金融政策が転換後も当面は緩和が続くとの見方が広がったことも投資家の安心感につながった。

 

米国株は相変わらず絶好調で、ハイテク株・半導体株が米国市場の株高を牽引しています。このような米国株高の流れを引きついで日本株も絶好調。
さらに、円安になれば海外投資家が日本株を安く買うことができるため、株高を押し上げる要因になっています。

さらに今後は賃上げも予想され、消費に回す資金が増えれば企業の業績があがり、さらなる株高の呼び水となりそうです。

 

ちゃそ
ちゃそ

株高は嬉しいんだけど、同時にちょっと怖くなってきちゃった。

こんな時はどうしたらいいんだろう?

だいちゃそ
だいちゃそ

基本はいつもと同じことを続けるだけ。

今回の記事では、私の投資戦略のTipsをシェアします。

 

コア・サテライト戦略で機動性を上げる

コア・サテライト戦略は、主要な安定した資産(コア)とそれに付随する高リターンかつリスクの高い資産(サテライト)を組み合わせてポートフォリオを作るものです。
コアで安定的な収益を追求しつつ、サテライトで強気にリターンを取りに行くことができます。

コアにはオルカンやS&P500などのインデックス投資や長期での高配当株投資を主軸とし、サテライトには、グロース株や特定のセクターの株式、コモディティ、不動産投資信託、暗号資産(仮想通貨)などを取り込んでいきます。

ちゃそ
ちゃそ

サテライトって「衛星」っていう意味なんだね!

今回のような株高のような場合、コア資産が大きな収益を上げてくれるため、サテライトはより積極的な投資にしてもいいかもしれません。

ちなみに私は、キャピタルゲインを狙って、グロース株のみならず、高配当株や優待株も短期投資の対象としています。

 

 

インデックス投資(コア)に高値圏は関係ない

株高のニュースが出てくると、ここから新たに株を買おうという人もいるかと思います。

しかし、最高値更新ということは高値圏にいるので、ここから買いに向かうのはなかなか勇気がいります。

実際に2月9日は、37,287.26円をつけた後は上げ渋り、36,897.42円で取引を終えました。
ここから上がるのか下がるのかは誰にも分かりません。

ここで大事なのは、コアが収益を出してくれるという安心感。
指数が上昇すれば、それに比例してコアのインデックス投資の資産が増えていきます。
目標としている額まで毎月淡々と積み立てていくだけなので、とても安心感がありますね。

このような株高の局面で、私たち投資家にとってできることは、上がっても下がっても良いようにサテライトのポジションを持つだけです。

ちゃそ
ちゃそ

上がっても下がっても嬉しい、なんてことあるの?

だいちゃそ
だいちゃそ

成果は最大化できないけど、ポジションの取り方次第で可能なんだ。
メンタルの問題はあるけどね。笑

 

上がっても下がっても嬉しいポジションの持ち方

上がっても下がっても良いポジションの取り方については、

下がったら買う、上がったら売るを繰り返していけば自然と身についてきます。

例えば私がやっているのは、

❶持っている約50銘柄の中でその日安くなっている高配当株を買う
❷利益が10%乗った銘柄があったら、持ち株の10%を売る

というものです。

 

❶その日安くなっている銘柄を買う

下がっている時に買うのは誰もが怖いもの。

でも、このルールを自分に設けていれば、後は機械的に買うだけなので買うことに躊躇はありません。

ただし、この前あったあおぞら銀行の暴落(記事はこちら→あおぞら銀行ストップ安。これが高配当株投資の難しさ。)なんかはネガティブ要素が強すぎるので、買いに向かうのは少し様子を見てからになります。

もちろん上がる株を上がるタイミングで買えれば一番いいのですが、株取引がヘタクソな自分はヘタクソなりに何とか利益が取れる方法で戦わざるをえません。

 

安くなっている銘柄を買うと、さらに安くなるのでは?

 

と思われる方もいるかもしれません。

残念ながら、ほとんどの場合そのとおりです。

投資の多くの時間は含み損に耐える時間となります。トホホ

 

しかし、今回の上昇相場のようなことがあれば、持っている銘柄のほとんどが含み益ということになります。

この上昇が来るまでひたすら買い集めて我慢をするという作戦ですね。

 

❷利益が乗ったら売る

「含み益は幻」とは良く言ったもので、利益確定をしない限り実益として手元に利益を残すことはできません。

 

毎日増える含み益を見てニヤニヤしていたのに、気づけば元の株価に戻り、含み損になって結局売れなくなった

 

なんて経験、あなたにもありますよね。

大丈夫です。投資家はみんな経験しています、それ。

そこで、高くなったら売る、を実践するために儲けているルールが、利益が◯%乗ったら、その%分の持ち株を売るという手法です。

例えば、100円の株を1,000株持っていて、その株が30%上昇した場合、持ち株の300株を売却します。
こうすることで300株については利益を確定することができ、更なる上昇があった場合には残りの700株を分けて売っていくことになり、上昇相場についていくことができます。
逆に、下がった場合には買い増すことができるため、300株を利確しておいて良かったということになります。
この売り方が上がっても嬉しい、下がっても嬉しいという結果につながります。

この◯%を何%にするかは特に決めていません。
ほとんどの場合は20%くらいから売却を検討していますが、テクニカルを見て上値が重そうだと感じた時には10%くらいからでも利確をする時があります。

 

ちなみに、株主優待のために持っている銘柄はこの方法は使っていません。基本的に優待投資は長期投資を目的にしているため、株価の上げ下げはほとんど関係ないと思っているからです。

 

ちゃそ
ちゃそ

株価の動きが読めないからこそ、「分けて買う、分けて売る」をしているってことだね!

だいちゃそ
だいちゃそ

そうそう。あとはこの手法を続けていれば、「安くなったら買う、高くなったら売る」を自然と実践できるようになるよ。

 

 

まとめ

今回は、日経平均株価のバブル後最高値更新がニュースになっていたので、投資戦略のTipsについて共有してみました。

もちろん、この手法でずっと利益が出せ続けるというものではないですが、一つの戦略として持っておいてもいいかもしれません。

ちなみに、この投資戦略についてはこちらの本にも書かれています。


古い本ですが、投資の名著として語り継がれる良い本なので、気になった方はぜひ読んでみてください。

ではまたっ!

 

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※この記事は、私個人の見解を示すものに過ぎません。株式投資は、様々なリスクを正しく認識した上で、あなた自身の判断と責任に基づいて行なってください。

 

 

 

 

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