こんにちは!だいちゃそ(@daichiblog▶️プロフィールはこちら)です。
2024年2月14日、楽天グループ(➡️株探へ)の決算発表があり、優待制度の拡充が発表されました。
優待拡充:通話付きデータ通信1年分を株主に提供
「剰余金の配当(無配)及び第27期 株主優待制度(内容変更)に関するお知らせ」より引用
これまでの株主優待内容を変更し、「楽天モバイルの音声+データ(30GB/月)プランを株主全員に1年間無料」とすることを発表しました。
決算資料によると、1単元での株主優待利回りは脅威の56.6%です。
このぶっ壊れ優待ですが、注意点がいくつかあります。
・2023年12月末時点で保有していた株主に限定
優待が受けられるのは2023年12月末時点で保有していた株主に限定されます。
そのため、今から株主となっても今年は優待を受けることはできません。
来年の優待を狙うのであれば、2024年の年末までに1単元を持っておくと良いということになります。
・優待内容は変更される可能性あり
今回発表された優待内容はあくまで今年の株主優待なので、来年は変更される可能性があります。
楽天は優待内容を変更しがちなので、このぶっ壊れ優待が来年も継続されるかは不透明です。
最終損益は赤字縮小も、携帯事業が重荷
決算資料より引用
2023年12月期の連結決算は、最終損益が3394億円の赤字でした。
赤字幅は縮小しましたが、引き続き携帯事業(楽天Mobile)が足を引っ張っているようです。
楽天Mobileは現在約600万回線の契約数ですが、黒字化には800〜1000万回線が必要で、2024年末までに月での黒字化、2025年に通期黒字化を目標にしています。
その他の事業(楽天市場、楽天カード、楽天銀行、楽天証券など)については好調なので、携帯事業さえ上向けば楽天グループ全体の黒字化も目指せそうです。
ちなみに、配当も無配に転落。
もともと配当は少なかったので、こちらはあまり影響はなさそうです。
黒字化はまだまだ先かな〜
市場は優待拡充を好感視
優待拡充が発表された翌15日、楽天グループの株価は急騰し、一時ストップ高まで上昇。
16日も続伸し、14日に631.3円だった株価は778.7円と23.3%上昇しています。
私も14日のPTS(夜間取引)で642円で購入してみました。
単元購入に至った理由は、
・楽天Mobileユーザーなのでスマホ代がタダになったら嬉しい
・楽天経済圏ユーザーなのでシンパシーあり
・計算上は2年で元がとれる
・優待廃止になっても楽天経済圏を脱出するまでは応援
といったところです。
良いニュースが出たから飛びついたね?
も、もともと集める予定だったんだよっ笑
これで優待目的のみで単元で持っている銘柄は下記3つとなりました。
・楽天グループ→楽天Mobile
・極楽湯HD→温泉
・ヴィアHD→居酒屋
自分が使うサービスで良い優待があれば少しずつ単元化を目指したいと思います。
個人的にはライザップなんかいいかな〜なんて思っています。
ではまたっ!