こんにちは、だいちゃそ(▶️プロフィールはこちら)です。
会社の健康診断で引っかかっちゃった。
生活習慣を改善して数値を正常にしなきゃ…
年齢を重ねるごとに脂肪がつきやすくて、落ちにくくなってる気がする。
食生活を改善して若々しさを取り戻したい…
そんな悩みを持つあなたにオススメするのはこの一冊!
著 者:青木 厚(医学博士)
出版社:アスコム
発売日:2019年1月26日
- ダイエットをして若々しくなりたい人
- 集中力をつけて仕事のパフォーマンスを上げたい人
- 血圧、血糖値、コレステロール値を正常に戻したい人
- がん・認知症・糖尿病、アレルギー・花粉症などを予防改善したい人
- 1日3食は食べすぎだということ
- 1日16時間の空腹が長寿と健康、若返りのカギだということ
「1日3食が体にいい」は間違いだった!
食べすぎは万病の元
NHKの「食生活に関する世論調査」(2016年)によると、日本人の多くは1日3食とっています。
実に、81%の人が3食の食生活を送っています。
しかし、本書にはこう書かれています。
食べすぎは、疲れやだるさの原因となるだけでなく、糖尿病や高脂血症などの動脈硬化性疾患、脳出血や脳梗塞、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、そしてがんの原因ともなるのです。
食べすぎが健康に悪いということは、こちらの本にも記載あり。
★★★★★★★☆☆☆(7点)
・医学博士の著者が「空腹の力」を説いた本
・現代人は「食べすぎ病」
・「空腹」の効果がすばらしいことがわかる
そもそも、男性の1日の摂取カロリーは2200±200キロカロリーくらいです。
いやね、もうそんなの食事2回で終わりじゃん!!って話。
病院食なら3食食べても太らないかもしれませんが、現代の食はまさに誘惑の塊。
普通の生活をして、普通の食事をとっていたら、普通に太る。
ただそれだけの話です。
あなたの1日に必要な摂取カロリーの上限については、日本医師会ホームページで計算してみましょう。
1日3食が与える体へのダメージ
本書では、1日3食だと体に次のような悪影響があると書かれています。
- 胃腸をはじめ、内臓が十分に休むことができず、疲弊してしまう。
- 体内で炎症が起きやすい。
- 「食べすぎ」を招き、肥満になりやすい。
- 高血糖になりやすい。
- 老化が進みやすい。
「なんだか最近疲れが取れないな」
「ご飯を食べると眠たくなる」
「見た目よりも老けて見られるようになってきた」
その原因、もしかすると食べすぎかもしれません。
無理なく「空腹」を作り、体を蘇らせる食事法
本書では、16時間の空腹時間を作れば体を蘇らせることができる、としています。
その秘訣は「オートファジー」という仕組みです。
オートファジーを活性化させる
最後にものを食べてから10時間ほどたつと、肝臓に蓄えられた糖がなくなるため、脂肪が分解されエネルギーとして使われるようになり、16時間を超えると、体に備わっている「オートファジー」という仕組みがはたらくようになります。
オートファジーとは、「細胞内の古くなったタンパク質が、新しく作り替えられる」というもので、細胞が飢餓状態や低酸素状態に陥ると、活性化するといわれています。
簡単にいうと、オートファジーとは「体内にある清掃工場」です。
自分が自分を食べ、新しい自分を作る。
生まれ変わる。
この機能が活性化することで、あなたも新しい自分に生まれ変わることができます。
16時間の空腹時間を作るということが、長寿と健康、若返りのカギです。
空腹の時間を作ることによる「体のリセット効果」
では、オートファジーの機能を活性化させるとどうなるのでしょうか。
答えは簡単です。
食べ過ぎと逆のことが起きます。
本書では、次のような効果があると書かれています。
- 内臓の疲れがとれて内臓機能が高まり、免疫力もアップする。
- 血糖値が下がり、インスリンの適切な分泌が促され、血管障害が改改善される。
- 脂肪が分解され、肥満が引き起こすさまざまな問題が改善される。
- 細胞が生まれ変わり、体の不調や老化の進行が改善される。
ちなみに私は1日1食なので、さらなる効果も実感しています。
過去の記事はこちら▶️1日1食のメリット・デメリット/半年実践してみた効果と危険性など
まとめ
現代人は食べすぎであるというのは、まだまだ知られていません。
でも、この記事を読んだあなたはもう知ってしまいました。
自分の心と体の声を聞く。
あなたもぜひ実践してみてくださいね。
最後まで記事をよんでいただきありがとうございました✨
この記事があなたの人生を豊かにする一助になれば嬉しいです!
ではまたっ!
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コメント
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