こんにちは、だいちゃそ(@daichiblog▶️プロフィールはこちら)です。
サイドFIREにはどういう投資が最適解なんだろう?
ズボラな私でもできるお手軽な投資はないかしら?
オススメの証券会社や商品が知りたいわ。
「最も良い投資方法を、ほったらかしでできたらいいな」
投資を始める時はこのように考えるものですよね!
サイドFIREをするためには3000万円から4500万円の資産が必要です(過去記事:セミリタイアに資産はいくら必要?、目標額別・積立額別シミュレーション)。
そこで今回は、サイドFIREを目指す方にオススメの投資手法について解説していきます!
投資にできる限り時間を使わないように、ほったらかしでもできる方法を解説していきますね!
コア・サテライト戦略から考えよう
コア・サテライト戦略とは
投資を始める時に考えることは、どういう戦略で投資をするかです。
ここで参考になるのが、分散投資の考え方の一つである「コア・サテライト戦略」です。
資産のコア(中心)で長期で安定して安全に資産を増やせる投資(守りの資産)をし、サテライト(衛星)の部分でハイリスク・ハイリターンな運用(攻めの資産)をしていこうという投資手法です。
コアの部分でしっかりと地盤を固めていくということですね!
守りの資産として長期のインデックス投資をしていけば、しっかりと資産形成ができます。
サテライトには個別株投資、FX、仮想通貨などがあります。
コアとサテライトはどう配分したらいい?
コアとサテライトの配分は人によって異なります。年齢、年収、家族構成等によって「リスク許容度」が異なるからです。
堅実タイプか、積極的タイプかなど、まずは自分自身のリスク許容度を図ることが大事になります。
たとえば、20代前半で60歳までに1億円を形成したいという人は、コアでインデックス(株価指数)と連動した投資信託やETFを買うだけで十分で、極論サテライトはいりません。
投資に興味がない人は、インデックス投資のみにして、空いた時間は趣味や興味があることに使って人生を豊かにしましょう。
将来も投資家として活躍したいのであれば、サテライトに取り組むのもいいかもしれません。
自分のリスク許容度が分かれば、どのように投資すべきなのかが分かりますね!
資産をどうやって形成するか、をまずは考えましょう。
私はコアでインデックス投資、サテライトで日米の高配当株投資をしています。
ほかの投資家がどういう配分で投資を行っているか知りたい方は、こちらの書籍が参考になります!
コアはインデックス投資一択
インデックス投資とは
インデックスとは、「指数」や「指標」を意味します。日本では「日経平均株価」(東証1部上場企業225社の平均株価)、アメリカにも「ダウ平均株価」「ナスダック総合指数」「S &P500」などがあります。
これらのインデックスをベンチマークとして、連動するように運用することをインデックス投資(またはパッシブ投資)といいます。
現在、投資対象として最有力なのは米国株式市場ですので、米国のインデックスを紹介します。
米国株が優れている理由については、こちらの記事をご覧ください。
ダウ平均(ダウ・ジョーンズ工業株価平均)
ナスダック総合指数
「ナスダック総合指数」は、アメリカのベンチャー企業向け市場「NASDAQ」に上場している3000以上の企業の株価を指数化したものです。
S &P500
「S &P500」は、アメリカを代表する大企業500銘柄を時価総額の高い順に集め、その時価総額を指数化したものです。GAFAM、コカ・コーラ、ナイキなどの有名企業が含まれており、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしています。アメリカの株式市場全体の指標として信頼できる代表的な指数です。
こういった指数に連動する形での投資を「インデックス投資」というんですね!
指数は色々ありますが、迷ったらS&P500への投資をオススメします!
その理由を分かりやすく解説しますね。
迷ったらS&P500に投資せよ
暴落を乗り越える力強さ
こちらはS&P500チャートで、見れば分かるとおり、綺麗な右肩上がりとなっています。
ブラックマンデー(1987年)、リーマンショック(2008年)、コロナショック(2020年)など大暴落はありますが、数年かけて最高値を更新しているのが分かります。
リーマンショック以後、S&P500に連動する投資信託は、配当金込みのリターンで年率10%を超えています。
十分すぎる銘柄分散
グラフのとおり、S&P500は様々なセクターに分散されています。
ITでは、アップル、マイクロソフト、ヘルスケアでは、ジョンソン&ジョンソン、一般消費財では、アマゾン、ナイキ、マクドナルド、スターバックスなど、日本でも長年親しまれている銘柄から、時代の先端を走る銘柄などが含まれています。
S&P500に投資することで、指数を通じて多くの企業に簡単に投資できます。
時間の分散ができる
長期投資で欠かせないのが、「ドルコスト平均法」(一定額の定期積立投資)です。ドルコスト平均法により、高値掴みや底値での買い損ねというリスクを回避できます。
一定額を定期的に買い付けるので、価格が高い時は購入量が少なく、価格が低いときは購入量が多くなります。これにより、購入単価が平均化されます。
インデックスファンドの積立投資なら「銘柄の分散」と「時間の分散」ができて安心です。
この分散こそが長期投資家にとってのメリットとなっています。
次はどうやってS&P500などのインデックスを買っていくかを解説します。
初心者には投資信託がオススメ
投資信託とETFの違い
インデックス投資をするには、「投資信託」と「ETF(上場投資信託、Exchange Traded Funds)」を利用する方法があります。
比較表はこちら。
投資信託は、投資家から集めた資金をファンドが、株式、債券、不動産などに投資して運用する金融商品です。私が使っている楽天証券やSBI証券をはじめ、多くの証券会社では100円から購入可能で、積立購入の設定もできます。
ETF(上場投資信託)は、複数の銘柄に分散した投資信託でありながら上場しているため、株式のように証券取引所で売買が可能です。そのため、株式と投資信託の特徴を持っているといえます。
まずは投資信託からスタートしよう
初心者には、次の理由から、投資信託がオススメです。
- 投資信託なら少額(100円)から購入できる
- 投資信託なら積立設定ができる
S&P500に連動するETF(VOO)は1口約3万円の資金が必要ですが、投資信託は100円から購入でき、積立購入ができます。
まずは投資信託でコアを作り、ETFや個別株投資などをサテライトとして投資の幅を広めていくのが良いでしょう。
積立購入の設定をしておけば、あとはほったらかしでいいんですね!
投資初心者には、手間のかからない投資信託の方が簡単なのでオススメです。
S&P500への投資なら
S&P500に投資できる投資信託でオススメなのは次の2本です。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
米国ETFではVOO(バンガード S&P500 ETF)があります。
米国全体に投資するなら
S&P500が不安という人は、米国全体への投資もいいでしょう。
次の商品であれば、米国企業4000社に分散投資しているのと同じになります。
投資信託なら次の2本です。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBI・V・全米株式)
米国ETFではVTI(バンガード・トータル・マーケットETF)があります。
米国株だけが不安なら全世界株へ
さらに米国株だけで不安なら、全世界株という手もあります。
米国だけでなく、日本やヨーロッパ、新興国など全世界の役9000銘柄を投資対象とします。
そのため、これらの商品を買えば、世界全体の企業に投資しているのと同じことになります。
投資信託なら次の2本です。
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
米国ETFではVT(バンガード・トータル・ワールドストックETF)があります。
ただし、VTは、日本やヨーロッパなど成長性の低い銘柄を含んでいるため、VTI・VOOよりも過去のパフォーマンスは劣っています。
全米株式や全世界株式なども、それぞれ対応した投資信託やETFがあるんですね!
ちなみに、私は積立NISAも使って次の2つの商品を積み立てています。
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
まとめ
いかがだったでしょうか。
投資信託で積立設定をしておけば、あとはほったらかしで資産形成ができます。
個人的には、投資にはこれ以上時間を使わず、ほかの勉強、副業趣味、旅行など投資以外のことに時間を使っていきたいと考えています。
最後に今回の記事のまとめです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事があなたのお役に立てば幸いです✨
ではまたっ!
インデックス投資を始めるなら、ぜひこちらの書籍を読んでおきましょう!
米国株投資の入門はこちらの書籍からがオススメです!