こんにちは、だいち(@daichiblog)です。
先日、本屋で気になる本を発見しました。
文章力の本を100冊読んで共通のノウハウを洗い出し、それをランキング化した本です。
一言で言うと、文章術の指南書です。
✔︎ 文章力の本選びを迷っている人
✔︎ 文章の書き方の基礎を学びたい人
✔︎ 仕事やブログで使う文章力を上げたい人
「100冊の本を読んで要点をリスト化した」という今までにない文章力の本です。
内容を簡単に説明していきます!
『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた』をまとめてみた
ランキングの決め方
本書はランキングを作成するにあたって、つぎのような手順で共通のノウハウを集めています。
⑵ どの本に、どのようなノウハウが書かれているのかを洗い出す
⑶ 共通のノウハウをリスト化する
⑷ ノウハウをランキング化する
筆者が読んだ100冊の本については、巻末に書かれています。
文豪の三島由紀夫から、前田裕二さんの「メモの魔力」など最近の著書まであり、信頼できるものとなっています。
多くの本の共通点を見つけることで、文章術の最適解を見つけることができます。
「文章の書き方」大事な順ランキング ベスト40
本書のランキングは次のようになっています。
8〜20位:さらにスキルアップを図ったり、文章の内容を豊かにしていくために必要なノウハウ
21〜40位:文章のプロでもつまずいたり、意見が別れたりするノウハウ
1〜7位のルールを意識するだけで、「わかりやすく、正確な文章」が書けるようになります。
1位 文章はシンプルに
2位 伝わる文章には「型」がある
3位 文章も「見た目」が大事
4位 文章は必ず「推敲」する
5位 「わかりやすい言葉」を選ぶ
6位 比喩・たとえ話を積極的に使う
7位 接続詞を「正しく」使う
それぞれ簡単に説明します。
1位 文章はシンプルに
無駄な言葉を使わずにシンプルに書く、というのがもっとも大事なことです。
いまは文章を読む媒体がスマホやタブレットに変わってきている、ということも考えないといけません。
本書では次の引用がありました。
シンプルイズベスト!
無駄な文字を削りましょう!
2位 伝わる文章には型がある
本書では、文章のプロが使っている3つの型が紹介されています。
⑵ PREP型…「結論→理由→具体例→結論」
⑶ 三段型…「序論→本論→結論」
また、「型」を使えば、誰でも1時間でブログ記事が書ける、というコラムもありました。
頭に浮かんだことをつらつらと書くよりも、用意した「型」にあてはめて書く方が説得力が増します。
書くスピードも早くなりそうですよね。
スポーツも「型」から入りますよね。
文章も「型」を身につけていきましょう。
3位 文章も「見た目」が大事
見た目を読みやすくする、というのは特に大事です。
ひらがなと漢字の割合を7:3か8:2にしたり、改行をしたりして見やすくしてきましょう。
この記事も、いつもよりひらがなを多くして見やすさを意識しています。
4位 文章は必ず「推敲」する
文章は書いて終わりではなく、必ず再チェックをしましょう。
誤字脱字のチェックだけでなく、余白や改行、句読点などの読みやすさもチェックしましょう。
文章を寝かせる時間の目安は、理想は1週間、最低でもひと晩だそうです。
寝かせることで、客観的に自分の文章をチェックできます。
5位 「わかりやすい言葉」を選ぶ
誰に向かって文章を書くかにもよりますが、一般的には中学生でも理解できる言葉を選びましょう。
難しい言葉を簡単な言葉に言い換えたり、専門用語を使うときは説明をするようにしましょう。
ただ、冗長にならないように、分かりやすい言葉で、かつ、シンプルにです。
より簡単な言葉で説明できないか、ということも第4位の推敲の一部といえそうです。
6位 比喩・たとえ話を積極的に使う
比喩・たとえ話は、読み手がイメージしやすくなりますが、効果的に使うには訓練が必要です。
いつも文章を書く中で、比喩・たとえ話ができないかを考えていくのもいい訓練になりそうですね。
理解しにくい物事をわかりすく伝える訓練は、スピーチなどにも効果がありそうですよね。
7位 接続詞を「正しく」使う
ここで一つ押さえておいた方がいいのは、逆のことを書く場合には必ず接続詞を入れる、ということです。
「それなのに」「しかし」「とはいえ」「しかしながら」などの接続詞があると、読み手があとの文章を予測しやすくなります。
順接のときは、文章を短くして接続詞を省けるかを考えてみましょう。
これもシンプルに書くということにつながりますね。
まとめ:本書を読んだ感想
今回の記事では、1位から7位までの本当に大切な「7つのルール」を簡単に紹介しました。
この1位から7位までのルールについてもっと理解を深めたいという人や、応用編の8位以降のルールを知りたいという人は、ぜひ本書を手にとってみてください。
本書の巻末に書かれている100冊の本を読んでみるのも良いかもしれません。
本書はあなたの座右の書となること間違いなしです。
記事を読んでいただきありがとうございました!
あなたの人生をより豊かにする一助になれば幸いです✨
ではまたっ!