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東京メトロ(東京地下鉄株式会社)の2024年10月23日の東京プライム市場上場が、投資家の間で大きな話題となっています。
特にその安定した経営基盤や高配当利回り、魅力的な株主優待が注目されています。この記事では、東京メトロの成り立ちから、上場に至る経緯、株主構成、そして投資の魅力について詳しく見ていきます。
いま一番注目のIPOだね!
東京メトロの歴史と上場に至った経緯
東京メトロは、2004年に帝都高速度交通営団(営団地下鉄)が民営化されて設立された会社です。首都圏の主要な交通インフラを担う企業で、輸送人員は私鉄業界でトップのため、国内交通機関としての重要性は非常に高く、安定した収益基盤を持っています。
2021年には政府と東京都が上場に向けた合意に至りましたが、東京メトロの上場は、単なる民営化の延長ではなく、政府の財政政策とも密接に関わっています。政府は、東日本大震災からの復興資金を確保するために、長年保有してきた東京メトロの株式の一部を売却することを決定しました。
政府による上場案件は、過去にも日本郵政やゆうちょ銀行などの例があるけど、上場後の株価推移には注目が集まりそうだね!
株主構成と上場後の動き
現在、東京メトロの株主構成は、日本政府が53.4%、東京都が46.6%を保有しています。上場に伴い、全体の5割が売り出され、売却後は政府の持ち分が26.71%、東京都の持ち分が23.29%となる見込みです。売り出し株数は国内向けが2億3240万株、海外向けが5810万株とされており、国内市場が中心となっています。
東京メトロのIPO(新規上場株)の申し込み期間は、2024年10月8日から10月11日までの4日間です。この期間中は「ブックビルディング方式」により、投資家は購入希望を表明します。公開価格は10月15日に決定され、その後、購入申込期間は10月16日から10月21日までとなっています。東京証券取引所のプライム市場への上場日は2024年10月23日です。
申し込みには複数の証券会社が対応しており、特にSMBC日興証券、SBI証券、楽天証券などが幹事証券会社として参加しています。
私は楽天証券とSBI証券で申し込んだよ〜!
魅力的な配当と株主優待制度
投資家にとって東京メトロの株式が魅力的である理由の一つに、高い配当利回りがあります。想定発行価格は1,100円で、1株あたりの配当金は40円、利回りは約3.6%と見込まれています。他の鉄道会社の利回りが1〜2%であることと比較しても、この利回りは非常に高い水準です。
さらに、東京メトロは株主優待制度を導入予定で、保有株数に応じて優待乗車証や全線定期乗車証などの特典が提供されます(株主優待制度の導入に関するお知らせ)。交通機関を頻繁に利用する投資家にとって、これは非常に大きなメリットとなります。
特に10,000株以上で全線乗り放題の乗車証というのは驚きです。
高い利回りと魅力的な優待があって投資家のことをしっかりと考えてくれているね!
東京メトロの時価総額と初値予想
東京メトロの時価総額は、6,400億円規模になると予想されています。この数値は、他の私鉄大手と比較しても非常に大きく、同業他社である東急や東武鉄道とも肩を並べる規模です。
また、割安感から、IPO時の公募価格1,100円に対して、初値は高くつく可能性が見込まれます。投資家の間では、この割安感に注目が集まっており、鉄道株の中でも安定した成長が期待されています。
IPOで買えたらラッキーだね!
まとめ
東京メトロの上場は、安定した業績と高い配当利回り、そして株主優待といった魅力が揃った注目すべきIPOです。景気の影響を受けにくい鉄道事業は景気の影響を受けにくく、安定した収益を見込めることから、安定的・長期的な利益を求める投資家にとって魅力的な銘柄です。
東京メトロのIPOは、大規模でありながらも安定性が高い案件として、今後も市場で注目されることが予想されます。配当や優待を重視する投資家にとっては、ぜひ注目すべき銘柄です。
ではまたっ
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