こんにちは、だいちゃそです。
以前、日経平均の大幅暴落の記事を書きましたが(【日経平均大暴落】2216円安でブラックマンデー以来の下げ幅に)、8月5日(月)には過去最大の暴落幅4451円、暴落率でも史上2番目となり、歴史に残る大暴落となりました。
しかし、その大暴落の翌日には歴史的急騰を見せ、8月16日(金)には、暴落が始まる前日の8月1日(木)終値38,126円まであと少し38,062円までほぼ全面戻しの展開となりました(ブラックマンデー超えの大暴落→歴史的急騰!日経平均株価が「ちゃんと戻った」納得の理由)。
8月5日(月)の最安値31,156円まで、2週間で約20%の上下幅があったことになります。
私の今回の大暴落時の動きですが、
8月2日(金)買い
8月5日(月)買い
8月6日(火)買い
8月13日(火)〜16日(金) 利確
となり、現在は暴落開始前よりも少し株のポジションが増えています。
暴落はチャンス
投資初心者のうちは、暴落時に「含み損が怖くなって売ってしまう」という行動をとりがちです。
私自身も投資を始めた頃は、日経平均が2%ほど下がっただけで狼狽えるほど下落耐性がありませんでした。
下落・暴落時にこのような行動をとってしまうと、損失を確定させてしまったり、増えていく含み損をひたすら眺めているだけとなってしまいがちです。
どれくらい下がったら暴落かという基準設定は難しいですが、下落幅が大きかったり、1日から数日で10〜30%下がったりする場合は暴落と考えて良いでしょう。
特に、株価大幅安がニュースになってテレビでずっと報道されているような状況の場合、大きなチャンスとなります。
なぜなら、暴落は行き過ぎるからです。
今回の大暴落でも、8月5日(月)の午前中で大きな下落となっていましたが、それがニュースで報じられた後の午後の取引では売りが売りを呼ぶ展開となり、行き過ぎた大暴落となりました。
特に、現在の株取引ではAIを駆使したアルゴリズム取引が行われており、これが人間心理を巧みに操るため、以前よりも暴落は行き過ぎる傾向にあると考えています。コロナショックの後の株価急回復を見ても明らかなように、コロナショックも過剰な大暴落でした。
つまり、このような歪みを生む過剰な大暴落は、大きく利益を出すことができるチャンスとなります。
静観も大正解
ただし、暴落時に買えなかったからと言ってそれが間違いというわけではありません。
特に長期保有目的で現物で株を持っている方やインデックス投資がメインの方は、長期的に見れば今回の大暴落は少しの歪みに過ぎません。
今回の暴落時に買うことができていれば大きく利益を出せていたかもしれませんが、8月5日(月)の後に更なる下落が来ていたかもしれません。
後から見てあの時買えていれば…というのは結果論であって、静観して市場の動向を見守るというのも投資家としては大事な作戦の一つです。
大きな下落がきてもマインドを揺さぶられずに静観できるポジションどりをしていたことが、今回の大暴落に耐えることができた要因です。
これは投資家として素晴らしいポジションどりといえます。
さらに、大暴落時に買いに向かえるキャッシュポジションを作っておくことができれば、次の大暴落時にきっと買いに向かうことができるはずです。
今回静観することができたあなたは、今回の自分のスタンスを褒めてあげるとともに、次回の大暴落で買いに向かうために、ポートフォリオに占めるキャッシュポジションの割合を見直してみるといいかもしれません。
暴落時にはフットワークを軽くする
さて、今回の大暴落はほぼ全面戻しとなっていますが、市場はまだ混乱しているため、今後また大きな下落が来ることも想定しておかなければなりません。
もちろんこのまま堅調に推移して暴落は起こらないかもしれませんが、こればかりは誰にもわかりません。
近々また暴落が起こることを想定してポジションを軽くしておくのも作戦としてはアリです。
下記ポストにもあるように、コロナショックの際は、1日リバウンドしてから翌営業日に叩き落としの大暴落がきています。
「暴落時にフットワークを軽くする」というのは、過去の大暴落から学んだ教訓です。
いつもよりも株のポジションを軽くしてキャッシュポジションを負やしておけば、上げ下げに応じて柔軟に立ち回れるはずです。
ではまたっ
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