こんにちは、だいちゃそ(@daichiblig▶️プロフィールはこちら)です。
これまで家計簿をつけて続いたことがないなぁ。
どうやったら続けられるんだろう?
他の人はどうやって家計簿をつけているんだろう?
家計管理のやり方を教えてくれないかな?
経済的自由と早期退職を意味するFIREは、年間生活費の25年分の資産形成ができれば達成です(FIREについてはこちら▶️【サイドFIRE入門】セミリタイアに資産はいくら必要?何年かかる?)。
家計管理が大事だと思っていても、家計簿をつけ続けるのって大変ですよね。
どうやって年間生活費を把握したらいいのか分からないなんてこともあるかもしれません。
今回は、だいちゃそ式家計管理術を説明した後、家計簿を公開している参考になるブログやTwitterのアカウントの紹介もしていきます!
FIREの第一歩は家計管理からだねっ
私は2017年から家計簿をつけていて、今年からはブログで公開も始めました。
黒字家計を維持すれば、資産形成の歯車を回し続けることができます。
他の方の家計管理術のいいところを吸収していきましょう!
ズボラ家計簿のススメ
ここからは、私のこれまでの経験を踏まえて、まだ家計管理をしたことがない初心者の方向けに書いていきます。
すでに家計管理をしている方も何かしらの気づきがあるかもしれませんので、読んでいただければ嬉しいです。
STEP2 月の予算を決める(計画)
STEP3 予算を意識して暮らす(実行)
STEP4 振り返る(分析・評価)
STEP1 1月の支出を把握する(現状把握)
現状把握が最も重要である理由
家計管理の1歩目は現状把握で、これが最重要です。
現状を把握しないまま計画を立てても、緩すぎる計画や厳しすぎる計画になってしまいます。
しっかりとした計画を立てるために、現状把握からスタートしましょう。
ただただ記録せよ
次のステップに進むため、まずは自分が何にどれくらいお金を使っているのかを把握しましょう。
このステップでは節約は全く意識する必要がありません。
いつもどおりにお金を使い、それをただただ記録として残すだけでOKです。
まずは1月、できれば3月分は記録しましょう。
固定費と変動費に分けて記録する
一般的には固定費と変動費は次のように分けられます。
変動費…食費、日用品費、娯楽費、外食費、交通費、医療費、被服費、美容費、教育費、交際費など
ただし、後で我が家の家計簿を見てもらえばわかりますが、我が家では食費や日用品費も固定費に含めています。
これは、生きていく上で必要な費用であり、なおかつ増減幅が少ないためです。
この分け方には、衣食住にかかる最低限の費用は固定費とする、など様々な考え方があります。
ですので、固定費と変動費については、あなたに合った分け方で大丈夫です。
毎日記録にはスマホアプリを使え
記録の方法としては次の方法があります。
・紙で記録する
・アプリで記録する
・エクセルで管理する
この中でもオススメは「アプリで記録する」です。
「紙で記録する」という方法は古典的な方法ですが、家計簿という冊子を開くまでが意外に大変です。めんどくさいと思ったら最後、もう二度とそのノートが開かれることはありません。
「エクセルで管理する」というのもいいのですが、毎日つける家計簿としては向いていません。あくまで毎日つけた支出を1月に1回エクセルに転記して、年単位の一覧表とするくらいがちょうど良いです。
「アプリで記録する」という方法であれば、レシートをもらった瞬間に読み取ったり入力することが可能です。すぐに記録してレシートはポイっと捨てて構いません。レシート→記録→捨てるという習慣をつけるようにしましょう。
無料で使えるおすすめスマホアプリ
(1)マネーフォワードME
マネーフォワードMEは、家計簿を初めてつける人にオススメのアプリです。
取扱金融機関も多く、クレジットカードや電子マネーも登録できます。
レシート読み取り機能もあるので、レシートから簡単に家計簿が作成できます。
無料版でも10個まで銀行やクレジットカードを登録できるので、取扱数が10個以下の人マネーフォワードMEで十分に家計管理ができます!
(2)2秒家計簿お金レコ
2秒家計簿お金レコは、カテゴリーを選択して金額を入力するだけで自動的にグラフ等を作成してくれます。カテゴリーの編集もできて、自分好みの家計簿にすることができます。
私はこちらのアプリを使って毎日の買い物を入力しています。
ただ記録するだけなら私でもできるかもっ!
私もずっと「レシートは必ずもらって、アプリに入力したら捨てる」というスタイルです。
撮影機能は使わず、チマチマと入力するのが楽しみでもあります。
STEP2 月の予算を決める(計画)
我が家の家計簿
上の表は我が家の2021年の家計簿のまとめです。
固定費と変動費に分けて記録しており、年間生活費が分かるようにしてあります。平均して月24万円で生活していることが分かりますね。
下段に「その他支出」は、毎月ではないが定期的にかかる費用です。たとえば、冠婚葬祭などの特別支出、NHK受信料、奨学金返済、通勤定期代、ふるさと納税代などです。
年間生活費とその他支出を合算した額が、年間総支出額となります。我が家は約350万円くらいです。
優先順位を決めよう
このように月の生活費が把握できたら、次は予算を作成していきます。
ここで必ずやって欲しいのは、支出の優先順位を決めるということです。
ここはあなたの価値観が大きく反映されるところなので、何が自分にとって必要かを考えなければなりません。
たとえば、住居は郊外でも良いという人もいますし、都心で駅近じゃなければ嫌という人もいるでしょう。旅行やファッションだけは譲れない、という人もいるかもしれません。
何に価値を置くかを決めて、予算立てをしていきます。
ちなみに我が家の優先は自宅の住環境、ネット環境、設備投資、自己投資です。
固定費から削減する
固定費の削減は、貯蓄・資産形成に想像以上のインパクトを与えます。
一度削減に成功すれば、費用を増加させない限り効果が継続するからです。
たとえば、家賃10万円から8万円の場所へ引っ越せば月2万円の削減になり、これだけで年間24万円の削減ができます。
通信費で無駄な費用がかかっていないか、保険に多く入り過ぎていないか、ローンは借り換えができないかなど、固定費を見直してみましょう。
利用していないサービスや不要なサービスはないか確認しましょう。
YouTube Premium、Netflix、Amazon Prime、Yahooプレミアム会員など、多くのサブスクに加入している人もいると思います。
また、新聞・雑誌の定期購読や重複して保険に入っていないか、携帯料金に不要なオプションがついていないかなど確認しましょう。
2021年春からスマホ料金プランで割安サービスがスタートしています。
乗り換えるだけで月4000円(年額にすると5万円)以上安くなるので、急いで乗り換えましょう。
私は楽天モバイルを使っていて、月々のスマホ料金は1台あたり約1,000円となっています。
QOLが下がる無理な削減はしない
我が家では水道光熱費の必要以上の削減は意識していません。
できるだけ生活の質は落とさず、コストを落とすということを意識しています。
また、娯楽や外食の楽しみに使うお金を削ることもしません。
大事なのは、削るところは削り、出すところは出すというメリハリです。
年間の生活費が分かれば、FIREに必要な資産もわかるね!
何にお金を使って何にお金を使わないか、自分で考えて選択していくようにしましょう。
STEP3 予算を意識して暮らす(実行)
ここまでで現状把握→計画と進めることができました。
あとは毎月この計画に従ってお金を使っていくだけです。
ただ、ここでも計画を意識し過ぎないことが大事です。
どうしても予算内に収めないといけないと考えてしまうと、それが逆にストレスになってしまうことだってあります。
予算オーバーしてしまっても構わない、年間で計画内に収まっていたらOKくらいに考えて実行していきましょう。
うちは予算低めに設定してるけど、欲しい物があったらすぐ買っちゃうよ!
予算オーバーする月があっても、年間で予算内におさまっていればOKと割り切っていきましょう!
STEP4 振り返る(分析・評価)
現状把握→計画→実行と進めてきたあなたは、これだけで十分に家計管理はできています。
さらに前に進めて貯蓄・資産形成を加速させていくために、1月の支出を振り返り、分析・評価をしていきましょう。
我が家の振り返りをみてみましょう。
たとえば、2021年4月には予算2万円でしたが、2021年10月には3万円になっています。
2万円だとどうしてもスーパーの見切り品を狙ったり、毎食自炊をしなければなりません。
もちろんそれができればいいのですが、全部自炊は面倒だし、食事には極力時間をかけたくない、という理由から総菜をメインで買うようになりました。
このように、自分の価値観と予算・支出を照らし合わせ、随時修正していけば良いのです。
生活スタイルや価値観は変わるものなので、その時々で最適な予算を作ってあげればOKです。
振り返ることで予算を再設定しているよね!
今の自分にとってどういう予算計画が最適か、それを考えていくことが大事ですね!
まとめ
今回は、だいちゃそ式家計管理術をご紹介しました。
アプリを使ってレシートからの入力を習慣化してしまえば、ずぼらな人でも勝手に家計管理ができてしまいます。
中には私のように細かく分けてつけるのはイヤ!という人もいると思います。
そういう方はもっと大雑把でも構いません。
それでも、記録→計画→実行→分析・評価をグルグルと回していけば、いつしかあなたにとっての最適な家計簿ができあがるはずです。
分析・評価をすることで家計の見直しをしていくのですが、そこまでたどり着くのはなかなか大変ですよね。初心者の方は、ここはあくまで到達点というイメージで、まずは記録から始めていきましょう。
特に、分析・評価では、あの時のあの買い物が無駄だったなとか、あの経験にお金を使ったのは正解だったなとか、自分自身の価値観を改めて見つめ直す機会にもなって楽しくなりますよ。
あなたも家計管理の習慣を身につけて、資産形成をしていきましょう!
月末のエクセル入力は私に任せてっ!
それでは、私が参考にしている家計簿公開ブログやTwitterアカウントを紹介していきますね!
それぞれの価値観でそれぞれの家計簿を作っているので、本当に面白いですよ!
お友達の家計簿紹介
るんちり家
月収手取り20万円台1馬力を経験しつつも、4人家族で2300万円以上の資産を形成したるんちりちゃん(@Runchirinico)!
るんちりちゃんのブログ(るんちりブログ)家計管理の特徴はつぎの7点!
- 費目ごとの予算決めを年始にしっかり行う
- 定期的な固定費見直し
- 日用品・外食・雑費など日々の支出は『娯楽費』でざっくり管理!
- イベントやふるさと納税、お祝い・プレゼント費は年間の『特別費』予算で管理
- 外食や日々の買い物はクーポン・株主優待・ポイント還元を積極活用
- 年払いを活用(保険料・NHK受信料・こどもチャレンジ・サブスク)
- メリハリ消費(ケチりすぎない、価値あるものはお金を出す)
4人家族でもうちの支出ととっても似ていて、予算立てから分析までびっくりするようにしっかりできています!
収入の柱が複数あることにも驚きです!メインの給与に加えて、配当金、メルカリ、ポイ活・キャッシュバック、アフィリエイトなどからも収入を得ています。複数の収入源を作っていく、というのはこれからの時代には欠かせない選択となりそうです。
貯蓄率も40%オーバーの超優良家計。そんなるんちり家の2021年10月の家計簿はこちらから!
とちとち家
FIREしてハワイ移住を目指すとちとち家のブログは、薬剤師のとちとちパパ(@totitoti_papa)とお医者さんのとちとちママ(@totitoti_mom)が運営されています!
30代2児の子育て中ですが、それでも支出は20万円ちょっとという超優良家計!
素晴らしいのは、経験への投資や金融資産への投資もしっかりと行なっているところ。
投資額も公開されているので、家族での資産形成を考えている方にオススメしたいブログです!
2021年10月の家計簿はこちらから!
ひなた家
30代共働き4人家族で資産形成をするひなちゃん(@hina_hina50)は、
しっかりと経験にもお金を使って、メリハリをつけつつ生活しているところを見習いたいです!
ひなた家の家計方針は次の5点!
- 予算は立てない
- 欲望には忠実に
- でも支出は30万円台にしたい
- 目標は貯蓄率30~40%
- 最終目標は貯蓄率50%!
2021年10月の家計も貯蓄率50%超でした!
むー家
30代共働きで総資産2300万円を達成し、5京円の資産形成を目指すむーちゃん(@mulQuQlum)!
貯蓄率は50%超の月もあるなど、超優良家計のむー家の得意技はなんと言っても「経験への投資」!
毎月の貯蓄もさることながら、旅行などにもしっかりとお金を使っていくところを見習いたいです!
10月の家計簿はこちら!
ときゅ家
サイドFIREを目指す公務員投資家として日々の節約と投資を頑張るときゅ(@tokyu5059)!
2人暮らしで共通支出などを管理してします!
・弁当、水筒持参
・自炊、作り置き
などで支出を削減し、貯蓄率は30〜40%で推移しています!
10月の家計簿はこちら!
最後に
今回は、だいちゃそ家の家計管理術の紹介と、お友達の家計簿を紹介していきました!
これであなたも、貯蓄率を意識しつつしっかりと資産形成を進めていくことができますね!
人の家計簿を見られるのって本当に貴重だよね!
私も頑張ろうってなるもん!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事があなたの生活の一助となれば幸いです✨
ではまたっ!
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